1年間の妊活。病院でできることは全部やってきた。ホルモン補充も、タイミングも、検査も。それでも内膜は8mmから変わらなくて、1回目の移植は着床すらしなかった。
「私の体、ちゃんと反応してくれないんです」
そう話してくださったM様は、残された胚のグレードも決して良くない中で、今回の移植に臨もうとされていました。立ち仕事で肩も背中もパンパン。去年の11月からは、仕事のストレスで呼吸が苦しくなることもあったそうです。
「ホルモン補充してなかった時の方が、内膜は厚かったんです」
その言葉に、私はハッとしました。医療的な処置を頑張れば頑張るほど、体が思うように応えてくれない。そんな無力感を、ずっと抱えておられたんだと思います。
M様が当院を選んでくださったのは、妊活を成功させた先輩の「移植前に鍼を打ちに行ってた」という一言がきっかけでした。病院での治療とは違う、何か体を根本から整える方法を探しておられたんです。
施術では、まず自律神経のバランスを整えることを大切にしました。交感神経が高まりすぎていると、どうしても下半身への血流が不足してしまいます。鍼で体をリラックスモードに切り替え、温熱ケアでお腹と腰をじっくり温めて、子宮まわりの血のめぐりを促していきます。
「こんなに体が温まるんですね」
施術後、M様の表情がふっと和らいだのが印象的でした。
病院での治療だけでは届かない部分。それは「体全体のバランス」だったのかもしれません。内膜の厚さという結果だけでなく、体が本来持っている力を引き出すこと。それが、私たちにできるサポートだと考えています。
移植当日の朝と、その2日後。この2回の施術で、着床と継続をしっかりサポートさせていただきました。M様には「消化の良いものをよく噛んで食べること」もお伝えしました。胃に血流を奪われず、子宮に集中させるためです。
「旦那が正義のヒーローみたいな性格で、やった方がいいことは絶対やるって言ってくれるんです」
そう笑顔で話してくださったM様。ご夫婦で一緒に歩んでこられた1年間の努力が、きっと実を結ぶと信じています。
高石、羽衣、浜寺、泉大津、鳳、堺、和泉市エリアからも、妊活でお悩みの方にたくさんお越しいただいています。体のことで気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談くださいね。
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